皆さんこんにちはインスパイアの荻野です!
今回は採用市場の動向についてお話しできればと思います。!
昨年に引き続き2025年採用も少子高齢化に伴う労働者不足により、売り手市場傾向が続く見込みです。
企業の8割以上が2025年卒の採用は難しくなると言われています。
その為、現在では新卒学生の市場価値はとても高いものとなっています。
今、就職活動の市場は年々早期化しているのと長期化しております。
企業が採用したい人材と学生が行きたい会社のマッチがうまく図れず入社ギリギリまで動いている状況の中どのような問題を抱えているのか調査してみました。
■企業側
・募集人材に対してのミスマッチ
・説明会参加人数の募集がうまく行かない
・選考辞退者増加
・内定承諾後辞退防止
■学生側
・志望企業から内定をもらえるかどうか
・WEB、対面の面接でうまく話せるか
・エントリーシートの負担
・スケジュールが過密になる
両方の抱えている問題点を見てみると集客への課題、辞退者対策課題の企業側と、
そもそも内定を獲得できるかの不安要素がメインの就活生であることが分かります。
現在の学生は、授業やアルバイトで調整ができないなどもありますが、選考フローが長いことやエントリーシートでなどで辞退をしてしまっている学生もいる様でした。
もちろん採用に関して誰でも採用すればいい話ではないですが、
募集を増やすためには学生に合わせたフローで臨機応変に対応することが重要になると思われます。
2025年卒は入学時にはコロナの影響でオンライン授業がメインで後半になるにつれて対面での活動ができるようになったため、オンラインと対面それぞれのメリットとデメリットがあります。そのため選考を対面・オンラインで一本化してしまうと学生の希望に沿えず、魅力付けの面でマイナスな印象を与え選考辞退になりかねません。
したがってオンラインコミュニケーションの特性を理解し、選考フェーズによって対面とオンラインを切り替えることが重要です。
今回の内容を両方の目線でまとめると、
企業側は、なるべく学生に合わせ臨機応変に対応できるような準備をしておくこと。
学生側は、大手企業や有名企業に絞らず自身の目標やビジョンにマッチしている企業を選定し多くの会社に目を向けていく必要があると思います。
これからも採用や就職活動は色々と厳しいものになりますが、
納得のいくものになる為の施策を常に考えていく必要があるのかもしれません。
今回のブログもご覧いただきありがとうございました。
来週もまたよろしくお願いいたします!
株式会社インスパイア
HR事業部 荻野稜央