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今の就活生に伝えたいこと

本日はタイトルにある通り、今の就活生に伝えたいことを書いていきます。

私は採用担当として年間15名前後の新卒採用をしており、
今の時期でも大体1日4〜5名ほど面接をしています。

年間で言うと採用面接で大体1,000名前後くらい・・・
就活相談の面談で300名くらいですかね。

毎日のように新卒の学生さんと話している中で、
これだけは伝えたいな〜ということを書かせていただきます。

少し、厳しい言い方になるのですが
ビジネス(会社)は『興味あることに挑戦できる環境』ではありません。

多くの就活生がまずは『興味』などのきっかけで
就活を始めていくことは何ら問題ありません。

ただ、そのまま『興味』で突き進んでしまう学生と、
『ミッション』に置き換えて進める学生とで雲泥の差が生まれます。

学生時代を過ごす今の皆さんは、あくまで自分たちでお金を支払って
入りたかった大学で興味あることに打ち込む権利を持っているだけです。

就職をして社会に出るということは、逆にお金をもらう側となり、
会社が求める成果や掲げたビジョンに対して貢献していくことになります。

WEB業界の営業職を採用している私の面接では、
大体の学生さんが下記のような志望動機をお話しいただくことが多いです。

『人と話すことが好きなので営業職をやりたいと思いました』
『大学でWEBや広告について学んでいたのでWEB業界を志望しています』

決して上記の内容がダメってことではないのですが、
聞きたいのはこういったことじゃないんだよなあと思ってしまいます。

採用している企業は、掲げているミッションの達成に向けて
効果的なメンバーを集める為に採用活動をしています。

例えば、『売上X億円』『顧客満足度X%』『全国拠点への拡大』などです。

こういった話は大体の企業、特に営業職を採用しているような会社であれば
会社説明会などでもこういった話が出ていると思います。

就活生が持つべきスタンスとして、この会社が掲げているビジョンに対して
自分がどのような貢献ができるか。

もしくは自分自身が持っている目標の達成を考えたときに
その会社が掲げているビジョンや戦略が自分にとって効果的な環境であることを面接では伝えていくことが良いと考えています。

考え方や話し方などのポテンシャル面も大きく評価を左右しますが、
最低限、上記の2点を抑えて企業へアピールしていくことが重要に思えます。

また、自分自身が掲げた目標に対してもっと興味を持って欲しいです。

例えば、『20代でベンツに乗りたい』と話す学生がいるとします。

『いくらのベンツに乗りたいの?』と質問で返した時に、
『すいません。分かりません。』みたいな回答が返ってくることが多いです。

目標達成する人とそうでない人の違いは、
掲げた目標がどうやったら達成できるのか?
ここに興味を持てる人です。

ここを考えられている学生さんが少ないと個人的に思っています。
達成方法に興味を持つだけで、企業研究の仕方も説明会や面接での逆質問の内容も大きく変わってくると思います。

最後に、その目標を決める条件として必ず守ってほしいルールがあります。
①一旦ざっくりでもいいので期日を決めること
②数字や第三者評価で分かるもの
③期日が来たときに誰が見ても達成か未達か分かるもの

この3つを満たしている目標を設定し、その目標達成の為に徹底的に調べて
就職活動に挑むことができれば、内定を獲得する確率がグンと上がります。

自分自身が掲げている目標と会社のビジョンがリンクすること。
それが就活での勝率を上げる一つのポイントです。

まだ内定が取れていない就活生の皆さん。
自分の興味だけで就活していませんか?

是非、参考にしてみてください。

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